福井県おおい町名田庄地区特産のジネンジョを即売する「第26回じねんじょ祭り」が11月17日、同町名田庄久坂のあきない館前で開かれた。約1600本のジネンジョが並び、多くの来場者でにぎわった。
寒暖差が大きい気候で育った同地区のジネンジョは粘り気が強く甘みがあるのが特徴。今シーズンは今月12日から収穫が始まった。
即売会には、名田庄自然薯(じねんじょ)生産組合の組合員らが重さ300グラム~1・5キロのジネンジョを昨年より100本多い約1600本用意。通常より安く販売した。
午前9時の販売前から行列ができ、来場者はずらりと並んだジネンジョの太さや重さを吟味、20本近く購入する人もいた。
組合によると夏場のほどよい雨量や天候に恵まれ、生育は順調で上々の出来という。12月末まで出荷される見込み。
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