海と漁港のすぐそば さかなとお土産とグルメと




 高浜町は、福井県の最西端に位置しています。その先は京都府舞鶴市と接していますので、京都など関西圏からの観光客が多い傾向にあります。高浜町のシンボルは標高693メートルの青葉山。若狭富士とも呼ばれる雄大な山が、町の風景を特徴づけています。
 青葉山のふもとからは白い砂浜のビーチが約8㎞も続いており、高浜町には8つの海水浴場が存在します。その中でも若狭和田ビーチは2016年に国際環境認証『BLUE FLAG』をアジアで初めて取得し、11年連続で更新しています。高浜町の海は、テレビや映画のロケ地としても取り上げられています。
 海水浴のイメージが強い高浜町ですが、変化に富んだ自然美や若狭湾の豊富な海の幸、比較的温暖な気候のもとで育つ農作物など、さまざまな魅力にあふれています。特に秋から冬にかけてはカニやフグといった高級食材が民宿等で提供され、グルメのニーズを満たしてくれる町でもあります。
 高浜町に来ると、私が必ず立ち寄るのが魚と旅するマーケット「UMIKARA」。海を目前にした絶好のロケーションで、漁港とも隣接しています。その漁港で水揚げされた新鮮な魚介が提供されますので、若狭の海の幸をじゅうぶんに満喫できる施設といってよいでしょう。魚介を使ったお惣菜、加工品などもあり、また地元をはじめ地域のお土産商品もかなりの充実ぶり。海鮮中心のグルメも食べることができますので、観光客にとって利便性が高く、楽しめる場所となっています。
 それでは、詳しくご紹介していきましょう。
 

【鮮魚・加工品の販売】
なんといっても、驚くのは生け簀を泳ぐ鮮魚たち。取材時は天然ヒラメ、キジハタ、真鯛、カワハギ、マハタなどが泳いでいました。(日によって、魚の種類は異なります)
これらの活魚は刺身に加工(加工料は有料)してもらい、食堂でイートインもできます。
観光客は持ち帰ることが難しい場合もありますが、これなら安心ですね。その他、通常のお刺身パックなども売られています。すぐ近くにある「はもと加工販売所」の干物や若狭の伝統食へしこなどの加工品も充実しています。

 生け簀に泳ぐ魚を購入し、刺身にしてもらうことも可能

                      豊富な鮮魚が並びます

                      干物やへしこなど加工品も豊富。バーベキュー施設にも持ち込めます


【農産物の販売】
 野菜や果物等が販売されています。個人的には地場野菜に注目。高浜町や隣のおおい町など季節によって地域のさまざまな農産物が並びます。高浜町産ではトマト、うちうらレモン、ブドウ、イチゴあたりが代表格です。

                        地場野菜も注目


【和・洋菓子】
 高浜町の老舗和菓子店、明治38年(1905年)創業「御菓子処 大次郎」、大正13年(1924年)創業「源六餅本舗」をはじめ周辺エリアの和・洋菓子が販売されています。効率よくいろいろなお店の味を楽しめるメリットがありますね。敦賀・若狭エリアには老舗和菓子店が多く、地域を周遊して食べ比べするのも面白いと思います。

    高浜町の老舗和菓子店をはじめ地域のスイーツも嬉しいアイテム


【お土産品】
 おすすめは、魚をモチーフにしたオリジナル・グッズ。デザインがとても可愛らしく、Tシャツやバッグ、キーホルダー、食器など種類も豊富。
高浜町の特産品である杜仲茶も、ぜひとも試してみてほしい逸品。香りと味が心地よく、私はすっかり日々の生活に取り入れるようになりました。
他にも福井の地酒などが揃っています。

                      デザインが可愛らしいオリジナル・グッズ

 

【飲食】
 セルフ式のうみから食堂は、海を間近に眺めながら食事やカフェを楽しむことができます。メニューは、やはり新鮮な海の幸が自慢。海鮮丼などが中心ですが、パスタのような洋食メニューもあり、幅広い層に対応しています。水曜日はお得なランチメニューが登場したり、スポット的に地域の店舗とコラボ・メニューを展開したりと、訪れるタイミングで思わぬサプライズ・メニューに出逢えるかもしれません。

                      食堂は新鮮な魚介中心にメニューも豊富

                         画像は5名以上の団体メニュー「真鯛の漬け丼定食」


【バーベキュー施設】
 期間限定でデジキューUMIKARA BBQがオープン。海を背景に、手ぶらでバーベキューを楽しむことができます。事前予約で食材を用意してもらうことができますが、UMIKARAで購入したものなら食材の持ち込みが可能です。UMIKARAでは、バーベキュー用の商品も数多く取り揃えていますので、自分好みの食材を選び、唯一無二のバーベキューを楽しみましょう。

営業期間:2026年4月25日(土)~2026年9月27日(日)の土日祝+お盆期間営業
お盆期間=8月10・12・13・14日
営業時間 11:00-17:30(1部11:00~14:00 2部14:30~17:30)
※(夏季期間7月18日~8月16日は夜間営業 18:00~21:00)
天幕完備
※荒天時(強風や豪雨時など)は急遽営業を中止する場合がございます。 

詳細は以下リンクでご確認ください
https://digiq.jp/portal/location/90223

 

                                  景観が素晴らしいバーベキュー施設

             席は2種類。手前がカジュアル、海側がラグジュアリーゾーン

                                  UMIKARAで購入したものは持込できます

                         UMIKARA名物! 豪快おむすび うなぎ&エビ天

                                  景色も贅沢でした

【グループ・団体向け体験 セリ見学】
UMIKARAに隣接する漁港で、セリを見学することができます(要事前予約)。
参加者は建物の2階からセリの現場を見下ろす形式となっており、ガイドさんのライブ解説を聞きながらセリの臨場感を体験できます。所要約30分。設定時間が朝セリ10:00~、昼セリ14:00または14:30~と遅めなので、グループ・団体でも参加しやすいことが特徴です。

・セリ見学概要
 設定期間:通年 ※獲れ高により不実施あり
 除外日 :土曜、7~8月、GW、4~11月の日曜、昼セリのみ火曜
 料金  :お一人あたり2,000円(UMIKARAで使える300円券つき)
 対応人員:最少催行人員15名 最大人員45名(要予約)

                                  セリ見学は建物2階から

                                  ガイドさんの解説を聞きながらセリ見学

                                  セリ落とした魚の一例

 UMIKARAは、周辺に漁村文化伝承館や景勝地・明鏡洞のある城山公園、若狭高浜海釣り公園などもあって、高浜町観光の拠点ともいうべき便利な施設。ぜひとも立ち寄ってみてください。

                           近くには城山公園・明鏡洞などの観光スポットも

※記事でご紹介した内容は、取材日当日のものです。
店舗や商品の最新情報は、公式ホームページ等でご確認ください。

魚と旅するマーケット UMIKARA
〒919-2228 福井県⼤飯郡⾼浜町塩⼟5-1
電話番号:0770-72-3528(代表)
公式ホームページ
https://umikara.co.jp/

 

 

【取材日:2026年5月18日・6月6日】
福井県地域おこし協力隊
敦賀・若狭エリア魅力発信ライター 山田慎一
インスタグラムでもエリアの魅力をお届けしています
https://www.instagram.com/tsurugawakasa_writer
地域おこし協力隊としての生活の様子や取材こぼれ話はnoteで発信
https://note.com/reinan_writer53