
土屋さん(左)の説明を受けながら作品を楽しむ来場者=19日、若狭町熊川の田辺邸
福井県若狭町の熊川宿に国内外の美術や舞台芸術の作家らが集い、作品を発表する第4回熊川宿若狭芸術祭2026(福井新聞社後援)が7月19日開幕した。会期前半の企画展「『東極』の磁場 in WAKASA2026」が9月13日まで開かれ、熊川宿若狭美術館や同館近くの古民家田辺邸など4カ所で現代美術37作品を展示する。芸術祭は11月まで続き、作家による滞在制作や、クラシックコンサートなどが催される。
企画展には国内外から作家11人が参加。田辺邸では、彫刻家の土屋さんが、現代美術作家と組んで、立体作品を展示。形が変化する木製のイス、机を模した作品などを並べた。土屋さんは来場者に作品の形を変えてみせ「古民家の空間と来場者との対話の中で作品を伝えたい」と話していた。
県内からは、同美術館館長の現代美術作家長谷光城さんが、里山の再生の願いを込めた立体作品を同館に並べた。白く塗装した小さな木片を重ねた縦2・5メートル×横1・1メートルの作品は、満開の花で白く染まった風景をイメージしたという。
この日はオープニングイベントとして、古民家で舞踏パフォーマンス、福井の美術や若狭の文化についての講演会もあった。
同美術館や田辺邸は金~月曜と祝日に開館。8月14~17日は休館する。
芸術祭は県文化振興事業団やNPO法人若狭美&Bネットなどでつくる実行委員会が2023年から開いている。9月には国内外のアーティストが熊川宿に滞在しながら作品を制作するほか、関連イベントとして11月には熊川宿の重要伝統的建造物群保存地区選定30年の記念事業などを予定している。
(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。記事に関するお問い合わせは福井新聞社へ。)



































