
境内で美しく咲き誇るボタン=20日、小浜市多田の多田寺
福井県小浜市多田の多田寺境内で約250株のボタンが見頃を迎え、訪れた人々の目を楽しませている。赤や白、紫など色とりどりの大輪が春の日差しに映え、古刹(こさつ)に華やかさを添えている。4月末まで見頃という。
本堂や池の周り、参道沿いなどにボタンが植えられており、今年は例年より1週間ほど早い14日ごろから咲き始めた。境内には赤や紫の和傘が設置され、落ち着いた雰囲気を演出している。観賞に訪れた人は「見る角度によって色が変わる」と、咲き誇る花に見とれていた。
北陸有数の“花の寺”を目指して、同寺の住職は2018年から境内に年間100本以上の植栽を続けている。春を迎えるとサクラ、ツツジ、シャクナゲなど計約1000本が花を咲かせる。5月初旬は、遅咲きの黄色いボタンやシャクナゲの競演が楽しめる。
住職は「スマホやネットなど忙しい世の中で、手を止めて心と体を休めるとともに花を見て癒やされてほしい」と話す。
同寺では4月末ごろまで「花詣(まい)り」が行われ、写経体験ができる。写経は1500円で一部を能登半島地震の義援金に充てる。ボタンや干支(えと)の馬をあしらった特別版の御朱印(千円)も用意している。拝観時間は午前9時~午後4時。入山拝観料は大人500円、中高生250円、小学生以下は無料。
(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。記事に関するお問い合わせは福井新聞社へ。)



































