「金ケ崎の退き口」で織田信長や豊臣秀吉が国吉城を訪れていたことにちなんだ御城朱印=3日、美浜町佐柿の若狹国吉城歴史資料館

 福井県美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館は、NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送に合わせ、豊臣秀吉が国吉城を訪れたことにちなんだ2026年限定の御城朱印を販売している。中央には豊臣家が用いた桐紋を配置。四季ごとに台紙の色やあしらう花のイラストを変え、1年間で4種類を発行する。

 織田信長率いる幕府軍が敦賀の金ケ崎城周辺で朝倉・浅井両軍に挟み撃ちに遭って撤退し、秀吉らが朝倉軍の追撃を防いだ1570(元亀元)年の「金ケ崎の退き口」で、国吉城は幕府軍の本陣として使われた。秀吉や信長も入城し、幕府軍が態勢を立て直すポイントになったと伝わる。

 現在販売している春版には薄紅色の台紙に桜の花のイラストを添えた。大野館長は「金ケ崎の退き口と大河ドラマの関係で歴史好きの方に資料館を訪れてもらえるこの機会に、国吉城の存在をぜひ知ってほしい」と話した。1枚300円。一人3枚まで購入できる。問い合わせは同館=電話0770(32)0050。

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