金瀬川にこいのぼりを設置した佐田伝統文化保存会の森谷会長(左)ら=8日、美浜町佐田

 福井県美浜町佐田の住民でつくる佐田伝統文化保存会は今春、地区内にある美浜東小隣の金瀬川にこいのぼりを設置した。赤や青など色とりどりの11匹が子どもたちの登下校を見守っている。

 地区内でこいのぼりを掲げる家が減ってきたことから、子どもたちに伝統文化を知ってほしいと初めて企画した。家庭で使われなくなったこいのぼりを募り、3月末に設置した。

 同保存会は、将来に地区の祭りや食文化を伝承しようと2013年に発足。現在は20~80代の約40人で活動し、郷土料理の弁当販売や、地元に伝わる河童(かっぱ)伝説にちなんだまちおこしなどを行っている。

 会長は「子どもたちが喜んでくれたらうれしい。来年以降も続けていきたい」と話している。こいのぼりは5月中旬まで飾る予定。

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