• 妙祐寺のしだれ桜=29日、小浜市中井
  • 妙祐寺のしだれ桜=29日、小浜市中井
  • しだれ桜を楽しむ花見客=29日、小浜市中井
  • しだれ桜を楽しむ花見客=29日、小浜市中井
  • しだれ桜を楽しむ花見客=29日、小浜市中井
  • ライトアップされた妙祐寺のしだれ桜=29日、小浜市中井
妙祐寺のしだれ桜=29日、小浜市中井

 福井県小浜市中井にある妙祐寺のしだれ桜がまもなく満開を迎える。細くしなやかな枝が地面へと垂れ下がり、その先に咲く淡い花が花見客を魅了している。今週末まで楽しめるという。

 同市指定の天然記念物で高さ17メートル、枝張りは東西16メートル、幹回り2・5メートル。樹齢140年といわれ、嶺南地域屈指のしだれ桜。140年ほど前、檀家(だんか)の一人が日蓮宗総本山の久遠寺(山梨県)を参詣した際、境内に植えられていた苗木を譲り受けたという。妙祐寺しだれ桜保存会は5年ほど前から募金箱を設置し、来訪者らの寄付金で手入れを行い大切に育てている。

 この日は県内外から多くの人が訪れ、桜の前で記念撮影する人、飲み物を片手にベンチに腰掛け春の陽気を感じながら静かに観賞する人らがいた。毎年家族で訪れているという児童は「春が来たなと思った。暖かく桜がきれいな春が好き。来年もまた家族で見に来たい」と話した。同会の代表は「多くの人が来てくれてうれしい。一人でも多くの人に見てもらい、ずっと残していきたい」と語った。

 妙祐寺の住職によると、まだ満開ではなくここ数年では遅めという。週初めには満開を迎え、週末まで楽しめる見込み。

 夜はライトアップされ夜桜を楽しむ花見客らが見られた。ライトアップは午後6時半~同9時半。期間は見頃が終わるまで。

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