• 28日にオープンする「ふるさと茶屋 おお原の里」=27日、敦賀市原
  • おろしそばなどが提供される店内
28日にオープンする「ふるさと茶屋 おお原の里」=27日、敦賀市原

 福井県敦賀市原区の住民が地域で倉庫として使われてきた建物を改修し3月28日、「ふるさと茶屋 おお原の里」としてオープンした。地元住民が主体となって運営し、料理の提供や体験イベントの企画を通じて、地域を盛り上げられる拠点にしようと取り組んでいく。

 建物は古刹(こさつ)、西福寺の門前にあり、市が所有する。延べ床面積は約100平方メートル。これまで区民の農業用具の倉庫として使われ、軒下では大根やかぶらなど区内で取れた季節の野菜が売られていた。

 地域の高齢化が進む中、区民の憩いの場所として活用するとともに、そば打ちをはじめとする体験型サービスを提供できる茶屋として地域活性化につなげようと、県や市の補助を活用して改修した。

 軒を広げ、壁を塗り直した。中は暖色の照明を取り付け、和の雰囲気を感じられる空間に仕上げた。地元住民主体で運営する。営業日は毎週土日で、館内でおろしそばやぜんざいを提供する。事前予約が必要な専用スペースでのそば打ち体験のほか、タケノコを掘る体験なども企画していきたいとしている。

 3月22日に行われた完成披露式には米澤光治市長や地域住民ら計約30人が出席。原区の区長は「多くの区民が集うとともに、市民も巻き込んでコミュニティーを深められる場にしていきたい」と意気込んでいる。

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