• 軒天の照明から照らされる宇宙戦艦ヤマトのモニュメント
  • ライトアップされた銀河鉄道999のモニュメント=29日夜、敦賀市白銀町
軒天の照明から照らされる宇宙戦艦ヤマトのモニュメント

 福井県敦賀市の敦賀駅前商店街振興組合は、商店街に設置されている漫画家松本零士さんの作品「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメント計10体の夜間ライトアップを3月から始めた。キャラクターのメーテルや古代進などをLED(発光ダイオード)のオレンジ色の優しい光で照らし、商店街のにぎわい創出につなげる。

 市と民間企業が1999年から2000年にかけて設置したブロンズ像のモニュメントは、駅西口から本町1丁目商店街沿いにかけて28体並び、そのうち13体が駅前商店街にある。同商店街のモニュメントの一部は2024年のゴールデンウイーク期間中に実験的にライトアップされていた。好評だったため、恒常的に実施しようと同組合が準備を進めてきた。北陸新幹線の敦賀延伸から2年が過ぎた中、商店街のにぎわいを生み回遊性も高められると、同組合理事長の河藤さんが市に相談した。

 照明設置は市の補助を活用し、10体のうち宇宙戦艦ヤマトのキャラクター古代進と森雪が並び立つ「信じあう愛」など3作品は、台座部分に取り付けた。残りはアーケード軒天に新たに設置した照明から照らす。昨年12月から3月にかけて取り付け工事が行われ、順次点灯し3月末に全てのライトアップが始まった。台座から照らす3体は午後6~同11時、他はアーケードの照明と連動して点灯し、同11時に消える。

 夜になると、ライトアップされたモニュメントが街行く観光客らを引きつけ、立ち止まってじっくりながめたりスマートフォンに収めたりする光景が見られる。

 河藤さんは「多くの人が写真を撮っていることは狙い通りで、商店街の雰囲気が明るくなった。これからもモニュメントを街づくりに生かせるよう、さまざまなアイデアを形にしていきたい」と力を込めた。

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