
「つるが大谷吉継公振興プロジェクト」を立ち上げた桑名会長(左から2人目)ら=2月27日、敦賀市役所
新たに作製した大谷吉継関連のグッズ
敦賀城主を務めた戦国武将、大谷吉継の魅力を発信しようと、敦賀市内の有志3人が市民団体「つるが大谷吉継公振興プロジェクト」を立ち上げた。吉継を主人公にしたNHK大河ドラマ誘致を目指した署名活動のほか、グッズ開発やイベント参加を展開していく。北陸新幹線敦賀開業2周年を記念して3月14、15日に開かれる「つるが街波祭」でブースを出展し、本格的に活動をスタートする。
会長に就いた神楽町1丁目区長の桑名さんはプリントショップを営み、2008年から吉継のシルエットや辞世の句をデザインしたTシャツ、タオルなどを製作・販売してきた。桑名さんが、神楽商店街で駄菓子屋を営む市議の大石さん、市立博物館学芸員の北村さんと意気投合し、会を発足させた。賛助会員として敦賀城主大谷吉継おもてなし武将隊の高橋さんが参加している。
昨年8月に同博物館が敦賀市民文化センターで開いた「大谷吉継サミット」には県内外から想定を上回る約500人が参加。桑名さんら3人は「義の武将」として知られる吉継の人気ぶりを再確認する一方、市民の間でその価値が十分に浸透していないとして、地元での機運醸成や発信強化に力を入れることにした。
大河ドラマ実現を見据えた署名活動は吉継が敦賀五万石を治めていたことにちなんで「5万筆」が目標。先月27日には市役所に米澤光治市長を訪ね、署名の第一筆を依頼した。桑名会長らは、吉継ファンの間で人気が高いという真願寺(敦賀市結城町)所蔵の書状をプリントしたTシャツやハンカチ、気比の松原のマツの木を使い、吉継の家紋「向かい蝶(ちょう)」を刻んだコースターなど、新たに開発したグッズを披露した。
「敦賀と言えば吉継と認知されるよう頑張っていきたい」と桑名会長。昨年の「吉継サミット」を企画した北村さんは「敦賀市民が吉継公を大切にしているという姿勢を全国に示せるような会に発展させていきたい」と意気込んだ。米澤市長は「これまでも(吉継が)ドラマで取り上げられるタイミングなどで注目が集まることはあったが、団体を立ち上げて継続的にPR活動していただけるのはありがたい。一緒に盛り上げていきたい」と語った。
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