• 神楽商店街まち歩きのテストツアーで店主らとの会話を楽しむ参加者=2月25日、敦賀市神楽町1丁目の天清酒万寿店
  • おりや呉服店の手ぬぐいで作ったバッグ。バッグを手に商店街の散策を楽しむ
神楽商店街まち歩きのテストツアーで店主らとの会話を楽しむ参加者=2月25日、敦賀市神楽町1丁目の天清酒万寿店

 福井県敦賀市の第三セクター港都つるが観光協会は、気比神宮門前にある神楽商店街の老舗7店舗を巡る「まち歩きツアー」を商品化し、4月初旬から実施する。参加者は商店街内の呉服店で選んだ手ぬぐいをバッグに仕立て、買い物クーポンを持って各店を訪れる。ガイドや店主との会話を楽しみながら商店街の魅力に触れてもらう。

 神楽商店街は、気比神宮の門前町として長い歴史を持つ。北陸新幹線敦賀延伸に伴って気比神宮を訪れる観光客は増えているが、参拝後に商店街までなかなか足を延ばしてもらえない課題があったという。

 ツアーでは創業100年超の▽おりや呉服店▽ホテヤ洋品店▽おもや鮮魚店▽小堀日之出堂(和洋菓子)▽増井弘海堂(昆布)▽天清酒万寿店(和菓子)▽奥井海生堂(昆布)―の7店を巡る。ツアー参加者は商店街内の多目的広場「かぐ~る」で受け付け後、おりや呉服店へ向かい、気比神宮の大鳥居や敦賀まつり、恐竜などさまざまな柄が描かれた手ぬぐいから好みの商品を選び“マイバッグ”を作る。その後、港都つるが観光協会や商店街関係者のガイドで店を巡る。

 ツアーの所要時間は約1時間半。参加費はガイドあり5500円、ガイドなし3500円で、商店街で使える1100円分の買い物クーポンが付く。当面は8月10日までの火・水曜を除いて実施する。原則、参加希望日の7日前までに予約が必要。

 本格実施を前に2月25日にテストツアーがあり、県内外の旅行業者や若狭湾観光連盟職員ら5人が参加。各店で商品作りのこだわりや店の歴史を聞き、クーポンで購入した商品を手ぬぐいバッグに詰めていった。

 港都つるが観光協会の桝田さんは「ただガイドの話を聞くだけでなく、体験も交えて、商店街の日常や人の魅力を感じられる観光商品を意識した。会話を通じて店主らと関係性を築き、商店街のファンを増やし、店舗に何度も足を運んでいただけるようにしていきたい」と話していた。問い合わせは同協会=電話0770(22)8167。

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