生息環境に合わせた水槽で展示されるヨシノボリ=18日、若狭町の県海浜自然センター

 福井県嶺南の川や湖に生息するヨシノボリにスポットを当てた企画展「SEVEN STORIES 7種のヨシノボリとその物語」が、若狭町の県海浜自然センターで開かれている。吸盤状の腹びれで水槽のガラスや石に張り付いたり、水草の間からひょっこりと顔を出したりするかわいらしい姿が来館者の心を和ませている。3月22日まで。

 同センターの職員が、嶺南の汽水域や下流域、上流・渓流域など7地点にそれぞれ生息するヨシノボリを捕獲し、水流の強弱を含む現地の生息環境を再現した水槽に入れて紹介している。

 水流が速い山奥の上流・渓流域を再現した水槽では、オオヨシノボリを展示。ヨシノボリの中で最も大型になることや、頭部が小さく胴体が細長いことで、水の速い流れの影響を受けにくいことなどをパネルで説明している。淡水湖の三方湖を再現した水槽で展示するトウヨシノボリは、尾びれのオレンジ色の模様が特徴的で、個体の模様や顔の違いも楽しめる。

(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。記事に関するお問い合わせは福井新聞社へ。)