
協力して作業に励む住民ら=22日、小浜市の若狭神宮寺
3月2日に福井県小浜市の若狭神宮寺周辺で行われる伝統行事「お水送り」に向け地元住民らが2月22日、神事を行う場所を隔てる結界を同寺境内に設置した。約30人が協力して作業に励み、春の訪れを待つ準備を整えた。
結界は同寺で行う大護摩法要で、火をたく護摩檀(だん)に人が近づかないようにするための柵。お水送り本番では護摩檀の火をたいまつに移し、クライマックスの「送水神事」が行われる鵜(う)の瀬へ向かうたいまつ行列がここから出発する。
うのせ講・お水送り保存会、神宮寺区壮年会などのメンバーが設置作業に汗を流した。結界は縦約14メートル、横約17メートルで境内に立てたくいに丸太を縄でくくりつけて護摩檀を囲った。境内の行列が歩くルートにも柵を設けた。鵜の瀬までの道中には灯籠を設置した。
神宮寺区壮年会の会長は「お水送りの準備を通じて、冬から春への季節の変わり目を感じる。火を扱うので当日は無事にけがなく行いたい」と話した。
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