
玄関先でカイロ講の歌を歌う子どもたち=6日、美浜町新庄
福井県若狭地方に伝わる小正月の伝統行事で国選択無形民俗文化財の「カイロ講」が1月6日、美浜町新庄で行われた。子どもたちが一軒一軒回って独特な歌を歌い、無病息災と家内安全を祈願した。
カイロ講は若狭地方で行われている「戸祝い」「キツネガリ」の一つで、新庄区で100年以上続いている。
同区の田代と寄積の2集落で受け継がれ、田代では園児と小学生の計11人が約40軒を訪問。玄関先に並ぶと「今年の年はめでたい年で」「カ~イロ、カイロノ」などと独特の節回しで元気いっぱいに歌った。迎えた家人は歌を聴いた後、用意してあったお菓子やお年玉を渡し、「ありがとう」「ご苦労さん」とねぎらった。美浜中央小5年の児童は「地域の人と関われる大切な行事をずっと大事にしていきたい」と話していた。
寄積では、美浜中央小3年と1年の姉妹が歌を歌いながら集落を歩き、22軒を訪ねた。児童は「地域のみんなが元気に暮らせる1年になってほしい」と願った。
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