
各地域の特色をイラストで分かりやすく示し、高浜七年祭の神輿などの場所もリアルタイムで表示する「若狭たかはま観光まっぷ」
高浜七年祭の芸能の奉納場所などを表示するプラットフォームの画面
各地域の特色をイラストで分かりやすく示し、高浜七年祭の神輿などの場所もリアルタイムで表示する「若狭たかはま観光まっぷ」
福井県高浜町は、町内の観光地やイベント情報を表示するイラストデジタルマップの稼働を始めた。6月15~21日に開かれる佐伎治(さきち)神社(宮崎)の式年大祭「高浜七年祭」の期間中は、神輿(みこし)などに搭載したGPSと連動。リアルタイムで位置情報をマップに表示、観光客らに役立ててもらう。
マップ「若狭たかはま観光まっぷ」はオンラインプラットフォームを手がける京都の業者「Stroly」に委託。スマホやタブレットを通じて同社のプラットフォーム「Stroly」から利用できる。
七年祭の期間中は、GPSと連動させて3基の神輿や、神楽といった芸能、お田植え神事、踊り子などの曳山芸能の場所をリアルタイムでマップに表示。自分の現在地も反映されるため、目的地まで道案内する機能も備えてあり、各芸能の奉納日時、場所も確認できる。
同町は祭り後も、イベント情報の掲載やグルメ、体験といった観光スポットをマップに表示、観光誘客を図る。城山公園の明鏡洞や若狭和田ビーチのブルーフラッグなどのイラストが各所に描かれており、各地域の特色が一目で分かる。グルメや宿泊、体験、観光などカテゴリー別でも調べられ観光客の回遊性向上にもつなげる。
マップはQRコードから。問い合わせは町産業振興課=電話0770(72)7705。
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