力強く足を踏みならして奉納される王の舞=11日、美浜町佐田の織田神社

 福井県美浜町佐田の織田(おりた)神社で5月11日、五穀豊穣(ほうじょう)を願う例大祭があった。地元児童による「王の舞」や、言い伝えに由来する「そっそ舞」などの奉納があり、地区内外から集まった大勢の観客でにぎわった。

 今年の王の舞は、美浜東小6年の児童が舞手を務めた。鼻高面を着け、手には矛を持ち境内の能舞台に登場。終盤には、矛を手に「デンデンデン」の掛け声とともに床を力強く踏みしめ、祈りをささげた。舞を終えた児童は「緊張したけれど自分のやることは精いっぱいできた」と話していた。

 例大祭では、平安初期の799年、同町宮代の彌美神社に祭られていた神の分身を織田神社に移した時の行列の様子が再現された。「そっと」神体を運んだことに由来するそっそ舞では、男性3人が手足を大きく振りながら舞台を回った後、「そう」「そに」「そう」と叫び、祭りを締めくくった。

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