
出荷作業で若狭まはたの状態を確認しケースに移す職員=11日、小浜市堅海の県栽培漁業センター
福井県のブランド養殖魚「若狭まはた」の稚魚の出荷が5月11日、小浜市堅海の県栽培漁業センターで始まった。職員は鋭いヒレを持つマハタの体表に傷がないかなどを丁寧に確認しながら出荷作業を進めていた。6月上旬までに3万匹を嶺南4市町の養殖業者に出荷する。
マハタはハタ科の高級魚で、成長が早く養殖しやすいという。ふっくらとした上品な白身で、うま味や甘みが強いのが特長。昨年6月に同センターで育てた成魚の卵からふ化させた稚魚を、体長約20~25センチ、250グラム程度まで育てた。敦賀市、小浜市、若狭町、高浜町の養殖業者に出荷される。
若狭まはたの出荷は7年目で、今季初出荷となったこの日は、敦賀の業者に千匹を出荷した。職員は魚体が変形していないかなどを目視で1匹ずつ丁寧に確認。仕切りのあるケースに手際良く移し、活魚車に積み込んだ。稚魚は来年秋ごろまで出荷先の海上いけすで育てられ、その後に県内の民宿や飲食店で提供される。
同センターの若狭まはた成育担当の水嶋さんは「民宿などでは福井の味として重宝されていると聞き、ブランド魚としての定着を感じる。今回も順調に成育できた」と話した。
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