大勢の来場者でにぎわった「三丁町バザール」=10日、小浜市香取、飛鳥の通称「三丁町」

 花街としてかつては栄え、古い町並みの残る福井県小浜市香取、飛鳥の通称「三丁町」で5月10日、飲食や雑貨などを販売する「三丁町バザール」が開かれた。過去最多の54店が出店し、ものづくりの体験型企画なども行われた。訪れた人たちは町並みを散策しながら思い思いの時間を楽しんでいた。

 「三丁町」は国の重要伝統的建造物群保存地区「小浜西組」内にあり、地域の魅力を発信しようと同町在住の人らでつくる「三丁町寄り合い」が約5年前から年2回ほど開いている。

 石畳風の路地約200メートルを歩行者天国にして開催した。飲食のほか茶膳チャイ作りなど体験型コンテンツのブース、フリーマーケットなどが通りに並んだ。ぬいぐるみが当たるくじ引きなど、子ども向けコーナーもあり、イベント開始1時間で約500人が訪れ、にぎわった。

 家族で訪れた人たちは「普段は静かな町並みだがイベントで活気づく雰囲気も良い」や「年代に合わせて楽しめる」などと話していた。

 同団体の代表は「三丁町を多くの人に知ってもらい、ずっと残っていくきっかけになれば」と話していた。

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