
ギャラリートークで作品を説明する京都芸術大生=1日、おおい町成海の「SEE SEA PARK」
福井県おおい町成海の複合商業施設「SEE SEA PARK(シーシーパーク)」で、京都芸術大生の作品展「ARTおおい お~い!!うららアート展」が3月13日まで開かれている。同町や施設を盛り上げようと初めて企画された展示会で、アニメやイラストのデジタル画など約100点が並んでいる。
施設の指定管理者「リライトおおい」がアートに触れる機会の提供と交流人口拡大を図ろうと主催した。同大は社会の課題解決などを学ぶ「社会実装プロジェクト」として取り組んだ。キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科の3年生10人を中心に今年1月から準備。作品制作のほか会場全体を一つの作品に見立て、学生主体で展示スペースのレイアウト、ロゴマークなどを手掛けた。
女の子のキャラクターを繊細に描いたデジタル画やポスター、映像作品など学生それぞれのセンスを生かした作品が並ぶ。海や山など同町の自然や文化を学び、自身の世界観での表現に挑戦した作品もある。
主催側、大学側の担当者は「今回のアート展をきっかけに今後も交流を続けたい」と話した。無料。水曜休館。
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