期間限定のメニュー開発に向け、社員と意見交換する秋元さん(奥)=1日、レインボーライン山頂公園敷地内のレストラン&カフェ「RAINBOW」

 レインボーライン山頂公園の運営会社「レインボーライン」(福井県美浜町日向)は4月の同社設立55周年に合わせ、同公園敷地内のレストラン&カフェ「RAINBOW」で期間限定メニューを提供する。メニュー考案を担うのは福井市出身のフレンチシェフ、秋元さくらさん。3月1日は同公園を見て回り、スタッフとメニュー開発に向け意見交換した。

 秋元さんは東京・千代田区のフランス家庭料理レストラン「モルソー」のオーナーシェフで、NHKの情報番組「あさイチ」にレギュラー出演するなど多方面で活躍している。この日は「RAINBOW」で秋元さんとレストランスタッフら社員9人がメニューについて話し合った。

 秋元さんは「洋食と和食はどちらがリクエストが多いか」「GW期間中は来場者数はどれくらいか」などと質問し、手早く作ることができ、客にも満足してもらえるメニュー考案の材料を集めた。スタッフは「洋食は子どもたちに喜ばれる」とし、以前まで提供していたハンバーグを使った料理を提案したり、キッチンの設備について説明したりした。

 意見交換後、秋元さんは「福井の食材も使い、フランス料理の技術など自分らしいアイデアが含まれたメニューを作りたい」と話した。新メニューの提供は4月6日からの1カ月間を予定している。

(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。記事に関するお問い合わせは福井新聞社へ。)