
お初の方をデザインした常高寺の御朱印=小浜市浅間の同寺
福井県小浜市浅間の常高寺は、同寺の建立を発願した江戸時代初期の小浜藩初代藩主・京極高次の妻、お初の方(常高院)を表現した切り絵御朱印を販売している。住職は「より多くの人に常高寺を建てたお初さんの思いを知ってもらいたい」と話す。
常高院は戦国悲劇の3姉妹として知られる浅井3姉妹の次女。お市の方と近江の小谷城主浅井長政の間に生まれた。姉は豊臣秀吉の側室で、妹は徳川2代将軍秀忠の正室。大名家に生まれたが相次ぐ戦乱の激しい時代を生き、叔父の織田信長、両親ら身内を相次ぎ失った。その菩提(ぼだい)を弔うために、常高寺が建てられたという。常高院は平和な時を過ごした小浜を気に入り、亡くなった後も遺言により常高寺は小浜に残された。
御朱印はNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送に合わせ、小浜西組町並み協議会と連携し製作した。
縦15センチ、横21センチ。右半分に切り絵で常高院の姿が施されている。肖像画で描かれる常高院の衣装に合わせた薄紫色で、台紙は深緑の越前和紙を用いた。
御朱印は1枚千円。同寺では3姉妹をデザインしたものや長く仕えた侍女7人とお初の方を取り入れたものなど今後、第2、3弾を検討している。
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