高校生が作製した観光客向けパンフレット(左)と若者客向けパンフレット=敦賀市の敦賀高

 福井県敦賀高商業科の3年生3人が、観光客向けと地元の若者向けにそれぞれ、敦賀市内の食に関するパンフレットを作った。観光客向けにはソースカツ丼や人気ラーメン、海鮮などお薦めの五つの飲食店の名物メニューを写真とともに紹介している。地元の若者向けでは、喫茶店やスイーツを食べられる6店舗を取り上げている。

 作製したのは友佐さんと白石さん、北川さん。同科は授業で、敦賀に寄港するクルーズ船の観光客などへのガイドに取り組んできた。北陸新幹線が延伸し、街を訪れる人が増えた中、食の魅力を通して、もっと敦賀を楽しんでもらおうと作製を決めた。同時に地元向けも作ることにした。

 パンフレットはどちらもA4判で三つ折り。それぞれ3千部ずつ作った。

 観光客向けは、敦賀ヨーロッパ軒本店(相生町)や中華そば一力(中央町1丁目)などを取り上げた。「一度食べたら忘れられない味」「元祖!敦賀ラーメン」「超新鮮!」など、思わず食べたくなる一言コメントを、料理の写真に添えた。

 営業時間や定休日、決済方法も紹介し、観光客が利用しやすいよう工夫した。昨年7月に活動を始め、店に料理の写真を撮りに行ったり、デザインを決めたりして2月に完成させた。

 地元向けは、中道源蔵茶舗(神楽町1丁目)や「miko cafe」(清水町1丁目)などを紹介している。

 リーダーの友佐さんは「食の魅力を十分伝えられる仕上がり」と納得の表情。白石さんは「パンフレットを手に、街歩きを楽しんでもらいたい」と期待する。観光客へのガイド時に活用してもらうなど、後輩たちに活動を引き継いでもらいたいと願っている。

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