• 大人1人が寝られるほどのスペースの部屋が並ぶ「キャビン・ホテル・ディーエヌケー」=敦賀市白銀町
  • 敦賀駅が一望できるカフェスペース
大人1人が寝られるほどのスペースの部屋が並ぶ「キャビン・ホテル・ディーエヌケー」=敦賀市白銀町

 福井県敦賀駅西口のDNK第2ビル(旧山形ビル)4階に男性専用のキャビンタイプの簡易宿泊所がオープンした。部屋は大人1人が就寝できるスペースで、1泊4千円(税込み)と価格を抑えた。キャビンタイプのホテルは、都市部を中心に広まっている。ホテルの運営会社は「新幹線開業後の持続的なにぎわい創出に向けて若者らが駅前を拠点に観光してほしい」と期待している。

 「Cabin Hotel DNK(キャビン・ホテル・ディーエヌケー)」の名称で、賃貸物件管理運営などを行う共和電機工業所(敦賀市清水町)のグループ会社「ディーエヌケー」が運営する。ディーエヌケーは同ビル2、5階でビジネスホテル山形も運営している。

 新幹線が開業し活気が生まれる敦賀駅前で、ビジネス客やバックパッカーなど若者らが手軽に泊まれる宿泊所をつくりたいと整備を検討。県や市の「敦賀まちづくり魅力UP応援補助金」から補助を受けた。

 宿泊希望者はウェブの大手旅行代理店で予約し、事前決済する。受付場所はなく宿泊者はタッチパネルを操作して入館する。

 フロアには各2・5畳ほどのスペースで18の個室を整備。部屋にはシングルタイプのマットレスが置かれている。簡易宿泊所のため施錠はできず、出入り口にはアコーディオンドアがある。トイレやシャワーは共同で利用する。1泊ごとにチェックアウトの手続きが必要となっている。

 同ビルは駅西口のすぐそばにあり、施設のカフェスペースからは巨大な新幹線駅舎や西口周辺が一望できる。立地を生かし、電車やタクシーを逃して帰宅できなくなった市民らの需要も取り込みたいとしている。共和電機工業所とディーエヌケー取締役は「施設内の配色は男性的なイメージで仕上げた。駅前や観光地のにぎわいづくりには宿泊してもらうことが不可欠で、ここを拠点に観光地に足を運んでもらい、敦賀の魅力を感じてほしい」と話している。

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