
鮮魚の水揚げ作業を見学するツアー参加者=22日、小浜市の小浜漁港
鮮魚の水揚げ作業を見学するツアー参加者=22日、小浜市の小浜漁港
氷の保存施設を見学するツアー参加者=22日、小浜市川崎3丁目
鮮魚の水揚げ作業を見学するツアー参加者=22日、小浜市の小浜漁港
漁港を中心に食品加工場や販売店など水産関連施設が集まる福井県小浜市川崎地区を巡る体験ツアーが11月22日行われた。市内の親子が魚の水揚げ作業や競りなどを見学したほか、鮮魚の調理にも挑戦。同地区に満載された「食」の魅力を体感した。
同地区の事業者と市でつくる同道の駅にぎわい創出事業実行委員会が企画した。食にまつわる施設が集積する同地区を「食場」と位置付け「川崎海の駅“食場体見”ツアー」と銘打ったイベントの第2弾。「魚が食卓に届くまで」をテーマに、親子6人が小浜漁港や海鮮市場「若狭小浜お魚センター」、市総合卸売市場などを歩いて巡った。
同漁港では県漁連小浜支所職員の説明を聞きながら、早朝におおい町大島の定置網で捕れたマグロやアオリイカ、サワラなどの水揚げを見学。船から運び出された鮮魚を漁師らが魚種ごとに仕分ける作業を興味深く見守った。氷の保存庫では氷点下5度の施設内に子どもたちは「寒い」を連発。ずらりと並んだ氷柱約2千本に驚いた様子だった。
海鮮市場「若狭小浜お魚センター」で購入した魚を使い、市食文化館で煮付けとみそ汁作りにも挑戦。参加者はツアーを通じ、食のまちを堪能した。
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