若狭湾を望むリゾートホテルステイで心身リフレッシュ
福井県大飯郡おおい町。若狭湾に面した一画に、レジャーや学び、ショッピング、グルメなどが楽しめる複合施設「うみんぴあ大飯」があります。日本海側としては最大級のマリーナを有し、整備された広大なエリアは地元民や観光客にとって憩いの場といえるでしょう。
「オーシャンリゾートホテル&スパうみんぴあ」はエリア内で宿泊と温浴が楽しめるリゾートホテル。旅行会社に30年以上勤務した私の目線で、実際の宿泊体験をレポートします。
海が目前、抜群のロケーション
ホテルの外観を見ただけで、部屋からの眺望を期待してしまいますね。目前には整備された観光船の発着ターミナル。西側も海に面し、その先には青戸の大橋が景色に彩を添えています。
部屋はオーシャンスイート、シーグランデ、シーリトリートと3つのカテゴリーに分かれ、スイート、和洋室、ツインなど全10種類の部屋タイプがあります。
部屋の広さはリーズナブルなブリーズツインで22.7㎡、最上級のオーシャングレーススイートは82.4㎡です。ブリーズダブル16.7㎡は1名でのビジネス利用も可能。出張で泊まることができたら、なんと嬉しいことでしょうか。
料金や利用目的など、それぞれの基準で選択できるのが嬉しいところ。
今回の宿泊では、リトリートツインを予約。予算の都合上、リーズナブルなタイプを選択しましたが、この部屋の広さ33.7㎡はコスパ良すぎです。
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ホテル至近の海景色
8つのおもてなし ~オールインクルーシブの魅力~
こちらのホテル、オールインクルーシブを採用しています。
オールインクルーシブとは、宿泊料金のなかに食事やドリンク、アクティビティなどが含まれ、基本的に宿泊客は追加料金を気にせず楽しむことができるサービスです。もちろん、滞在中のすべてが無料となるのではなく、あらかじめ規定された内容があるのですが、ホテルうみんぴあは8つのおもてなしサービスを用意。以下、取材メモ形式で紹介していきます。
15:00チェックイン。
おもてなし①ウェルカム・ドリンクとフード。発泡系日本酒とカナッペを味わう。ブルーレモンハーブティーや挽きたてコーヒーなどもあり。カナッペにつける梅ジャムは若狭名物。酸味と甘みのバランスがよく、日本酒にも合う。
部屋に入ると、期待どおりの海景色が目に飛び込んでくる。
部屋風呂のバスタブは、足をのばせるほどの奥行で広々。
浴室にも広めの窓あり、海を眺めながらの入浴が可能。
夜は外がほぼ真っ暗になるので、日没前や夜明け後の利用がおすすめ。
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画像はリトリートツイン402号室のもの
16:00少し部屋でくつろいだ後、大浴場に向かう。
大浴場とプール施設は、同じ建物内。
おもてなし②大浴場&プール(バレルサウナあり)の利用無料。プールエリアは水着着用が必要だが、無料レンタル水着も用意されている。
脱衣場の清潔感に感心。床の素材が素晴らしい。
露天風呂エリアにある寝湯にハマる。この日、外気わずか5℃だったが、それを中和するほどの心地よさ。流れゆく雲を見上げ、非日常感に包まれる。
おもてなし③湯上りの無料アイスでクールダウン。夕食に向けて心身整う。
18:00チェックイン時に決めておいた待望の夕食時間。
おもてなし④夕食時90分フリードリンク。生ビールをはじめ、福井の地酒、ウイスキー、ワイン、ノンアルコールカクテルなどが置かれ、セルフで好きな分量を注ぐことができる。地元食材を利用した和洋創作料理に舌鼓。
19:30夕食後は部屋に戻り、しばしまどろむ。
21:00奇跡的に目が覚め、BARタイム会場へと急ぐ。
人が集中していたので、いったん部屋に戻り、30分後に出直し。
21:30おもてなし⑤BARタイムで地酒とへしこ茶漬けを堪能。
へしこ・わさび・三つ葉の組み合わせが最高。へしこ自体が理想的な味で、料理長の監修らしい。家に帰って真似したい。
夕食後、21時からBARタイム。へしこ茶漬けはぜひご賞味あれ
翌朝8:00 朝食セットメニュー(一部バイキング)のボリュームに驚く。
9:00 おもてなし⑥若狭塗箸クラフト体験。サンドペーパーで擦る作業は意外と重労働だが、世界に一膳のマイ箸づくりに没頭。
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若狭塗箸クラフト体験の様子
おもてなし⑦スポーツアクティビティは天気と時間の関係で断念。モルック、グランドゴルフ、卓球が用意されている。
10:00チェックアウト。
チェックアウト後に「道の駅うみんぴあ」に寄り、おもてなし⑧海辺のジェラートをいただく。
夕食は季節毎に訪れる旬魚、旬菜を活かした和洋創作料理
食事は旅の楽しみのひとつ。
泊食分離というスタイルもありますが、私は「宿で食べたい派」です。
夕食も4つの選択肢がありましたが、料理長おすすめデックスコース「フィオーレ」をチョイスしてみました。
もちろん、オールインクルーシブの利点を活かして、料理とドリンクのペアリングを楽しまない手はありません。気分に任せ、何とも掟破りな組み合わせになってしまいましたが、こういう体験こそいつまでも記憶に残るものです。
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- ドリンクはセルフ方式。好きなものを好きな分量で味わえます
まずはスパークリングワインで乾杯。
イタリア・樽生スパークリング・ロゼ(ブドウ品種:メルロ・トレッビアーノ・ピノビアンコ)
1皿目「若狭もみじ卵と蟹のコクティエール」
コクティエールは、料理をエッグスタンドに見立てたのだそう。
卵のコクと蟹の身がマッチして印象的でした。
2皿目「ふぐとねぎ巻カルパッチョとポン酢のエスプーマ」
ねぎのシャッキリ食感と少し肉厚な「てっさ」の組み合わせ。弾力強い「てっぴ」も添えて、食感バラエティ豊か。エスプーマはポン酢を泡状にしたもの。
白ワインかと迷うも、戦前からのおおい町の味という地酒「妙政宗」を選択。

- 左:若狭もみじ卵と蟹のコクティエール
- 右:ふぐとねぎ巻カルパッチョとポン酢のエスプーマ
3皿目「黒豆、くるみ入りお肉のテリーヌ」
黒豆、くるみはテリーヌには珍しい組み合わせか。コンソメジュレとともに楽しむ。
これは赤ワインで決まり。フレッシュな赤。ブドウ品種(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、サンジュベーゼ、モンテフルチアーノ)。
4皿目「ぶりのミキュイと大根、コンソメのナージュ仕立て」
ミキュイとは身の中央まで完全に火を通さない調理法。ナージュは香味野菜と白ワインなどで煮だしたブイヨンの中で魚介類を調理すること。
食してみて、ようやくぶり大根のフレンチアレンジと気づく。
バランスのよい白ワイン(ブドウ品種:ヴェルドゥツォ・トレッビアーノ)で試す。
5皿目「若狭の甘鯛と松茸のパピヨット」
パピヨットは、食材を紙などで包んで蒸し焼きにするフレンチの調理法。甘鯛のうろこ揚げは、サクサク食感が楽しい。重くないバターソースでいただく。
若狭町の蔵元・鳥浜酒造の加茂栄でマッチング。
6皿目「黒毛和牛のステーキ おおい町の椎茸を使ったシャスールソース」
シャスールとは猟師の意味で、一般的にはきのこやエシャロットとワインなどで作るソース。椎茸はおおい町を象徴する食材。
これは迷わず赤ワインをおかわり。
デザートは、福井の冬定番・水ようかんを抹茶とクリームに組み合わせたパフェ。
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左:黒豆、くるみ入りお肉のテリーヌ - 右上:ぶりのミキュイと大根コンソメのナージュ仕立て
- 右下:黒毛和牛のステーキ・シャスールソース
ひと皿ごとに地域の食材を使い、和と洋のテイストが交差する料理たち。
旅の記憶を鮮明に残してくれそうです。
朝食もローストビーフ、エビと貝柱マリネ、カワハギのムニエルなど、ランチともディナーとしても遜色なさそうな内容で大満足でした。
おおい町ならではのオリジナル性高い料理、ぜひ味わってほしいと思います。
ホテルとはいっても、スタッフの方々はフレンドリーで、こちらも肩肘張らずにリラックス。ハード面が想像以上に良いわりに、宿泊料金はリーズナブル。くつろぎとコスパのよさも、このホテルの特徴といえるでしょう。興味がわいたら、ぜひ公式ホームページをチェックしてみてください。
- ※記事でご紹介した内容は、取材日当日(2025年12月4-5日)のものです。
- ご予約やおでかけ前に、公式ホームページ等で最新の情報をご確認ください。
- オーシャンリゾートホテル&スパうみんぴあ
- 〒919-2107 福井県大飯郡おおい町成海1-8
- TEL:0770-77-3700
- FAX:0770-77-3709
- 公式ホームページ
- https://hotel-uminpia.jp/
- (取材日:2025年12月4~5日)
- 福井県地域おこし協力隊
- 敦賀・若狭エリア魅力発信ライター 山田慎一
- Instagramアカウント:https://www.instagram.com/tsurugawakasa_writer



























