• 抱きかかえられてミカンに手を伸ばす園児(中央)=22日、敦賀市元比田の下野長兵衛みかん園
  • ミカン狩りを楽しむ園児(左)=22日、敦賀市元比田の「下野長兵衛みかん園」
  • ミカン狩りを楽しむ園児(中央)=22日、敦賀市元比田の「下野長兵衛みかん園」
抱きかかえられてミカンに手を伸ばす園児(中央)=22日、敦賀市元比田の下野長兵衛みかん園

 福井県敦賀市東浦地区の特産「東浦みかん」の観光園がオープンし、ミカン狩りを楽しむ観光客らが訪れている。生産者は「今年は夏場に雨が少なく、気温が高かったため、濃い味に仕上がった」と太鼓判を押している。

 東浦みかんは江戸時代に栽培が始まったと伝わり、酸味と甘みのバランスがとれた味が人気。今シーズンは5軒の園でミカン狩りが楽しめる。

 同市元比田の下野長兵衛みかん園では約200本の木に鈴なりに実り、10月20日から観光客を受け入れている。22日はさみどり保育園(同市本町1丁目)の園児34人が訪れ、地元の東浦中1年生5人が収穫を手伝った。

 園児や中学生らは、黄色く色づいたミカンを選別。実をくるくると回して取る方法で次々ともいでいった。園児らはその場でほおばり「いい香りがする。甘くておいしい」「家に持って帰って、パパやママ、お兄ちゃんにプレゼントする」と笑顔で話していた。

 同園のミカン狩りは11月末までだが、なくなり次第終了。入園料は3歳~小学生800円、中学生以上1500円。営業は午前9時~午後4時。

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