市民らの投稿が表示されている「敦賀の木」のイベントページ

 福井県敦賀青年会議所は、市民らが撮影した市内の観光地や食、伝統行事などの「魅力」を観光客らに紹介する取り組み「♯敦賀の木」の企画を始め、9月27日まで市民らにインスタグラムへの写真や動画の投稿を呼びかけている。

 北陸新幹線の開業効果を持続させようと、市民参加型のイベントとして企画。参加者は敦賀の魅力的な場所や景色などの写真や動画を撮り、「敦賀の木」のハッシュタグ(検索目印)を付けて投稿する。これまで敦賀まつりの山車(やま)や敦賀駅前のカフェで撮られたデザートの写真などが寄せられている。

 企画では、敦賀駅交流施設オルパーク1階ギャラリースペースに15~28日、市内在住のアート作家と協働で制作した樹木のオブジェを設置する。天井からはアクリル板をつるす。アクリル板には2次元コードが記載されており、駅に降り立った観光客らが読み取ると、市民らから寄せられた画像や動画が一覧できるという。

 同会議所ブランドデザイン委員長は「敦賀の観光に花を咲かせるため、多くの市民に参加してほしい」と投稿を呼び掛けている。

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