
恐竜をコンセプトに越前和紙を使ったブロック型メモ「DINO MEMO」=6日、敦賀市衣掛町
QRコードを読み込み、メモの表紙にかざしてスマホの画面上に現れた恐竜
恐竜をコンセプトに越前和紙を用いた若越印刷(福井県敦賀市衣掛町)のブロック型メモ「DINO MEMO(ディノ メモ)」が2013年の発売以来、ロングセラー商品となっている。北陸新幹線が県内開業した24年3月からは一部商品にAR(拡張現実)でスマートフォンの画面上に恐竜が出現する仕掛けを加え、商品力をアップさせた。
商品は高価なイメージのある越前和紙に親しんでもらおうと開発した。和紙の色は、カンブリア紀から第四紀までの地層をイメージし、ピンクや紫、黄色など6色を使った。越前和紙のすかし技術で1枚1枚にマンモスやアンモナイト、三葉虫、ユーステノプテロンの絵柄をすき込んだ。
メモを使っていく途中、フクイラプトルやティラノサウルスなど6種類の恐竜の姿を線に沿って切ると立たせることができる。恐竜などのデザインは県立恐竜博物館の学芸員が監修し、リアルさを追求した。
当初、商品名を「ドキドキ発掘メモ」としていたが、10年ほど前に現在の英語名に変更した。年間約1万5千冊が売れるという。
北陸新幹線の開業に合わせ、AR機能を加え「進化」させた。同封する説明書のQRコードをスマホのカメラで読み込み、商品の表紙にかざすと、スマホの画面にティラノサウルスが出現。ほえたり、メモの上を歩いたりする動作を繰り返す。「色味がかわいくて手に取りやすい」「福井のお土産にぴったり」などの声が寄せられ外国人が購入するケースもあるという。
楠専務は「福井をアピールする商品。インバウンド(訪日客)も含め多くの人に愛されてきた。SNS(交流サイト)に投稿してもらい、皆さんの力で多くの人に福井を広めてほしい」と呼びかけている。
AR機能のある商品は敦賀駅構内や駅近くの「おみやげ処 敦賀かわと」、福井市の福井駅高架下の商業施設「くるふ福井駅」で購入できる。72枚タイプは550円、300枚タイプは1320円(ともに税込み)。AR機能のない商品もほかの土産物店などで同じ値段で販売している。
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