11月1日の灯台記念日に合わせて、福井県内の灯台を写真パネルなどで紹介する敦賀海上保安部の企画展が敦賀市立博物館で開かれている。同市の立石岬灯台や越前町の越前岬灯台などの歴史や設置目的が説明されている。11月5日まで。

 県内には39基があり、立石岬灯台は県内最初の洋式灯台として建設された。国内でも貴重なれんが造りで、映像では1961年に無人化する前まで、灯台を守っていた灯台守の生活などが紹介されている。実際に使われていた灯器も並べた。

 敦賀港防波堤の先端に立つ金ケ崎防波堤灯台は緑色灯が特徴的と紹介。越前岬灯台は、強風と荒波に立ち向かう姿が「海の番人」として親しまれていると説明した。開館時間は午前9時~午後5時。同4日は休館。

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