
2代目となるレインボーラインPR大使「虹のアンバサダー」に委嘱された出口さん=9日、レインボーライン山頂公園
福井県美浜、若狭両町にまたがるレインボーライン山頂公園の運営会社「レインボーライン」はこのほど、嶺南地域の魅力発信などを行う写真家の出口さんをPR大使「虹のアンバサダー」に委嘱した。
初代虹のアンバサダー、大森さんとの2人体制による情報発信力の強化が狙い。出口さんには写真家の視点で、山頂公園から眺める三方五湖の風景などを写真投稿アプリ「インスタグラム」の同社公式アカウントに投稿してもらう。
出口さんは京都市の大学へ進学し、滋賀県のフィットネスクラブで働いた後、2020年に小浜市にUターン。嶺南の自然や歴史を県内外の人に伝えようと、「Mare」としてインスタでの情報発信を始めた。今年3月にはイベント撮影やフィットネスレッスンなどを行う合同会社「Marevi」を設立した。
PR大使委嘱は10月1日付。同公園の運営会社は「出口さんが嶺南在住なので、三方五湖の上に雲海が広がるなど日々変化する山頂公園からの風景撮影にすぐに駆けつけ、タイムリーな情報を発信してもらえる」としている。出口さんはイベントの企画提案や宣伝なども行う。
出口さんは「レインボーラインの入園者の増加、さらに嶺南地域を周遊してもらえる人の増加にもつながるよう頑張りたい」と話している。
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