
水彩画や油彩画、写真など表現豊かな作品が並ぶ「わかさアートの祭典」=10日、小浜市の県立若狭図書学習センター
第66回小浜市総合文化祭(福井新聞社後援)が10月10日、市内で開幕した。美術展を皮切りに、書道や短歌など各団体による催しが11月24日まで順次繰り広げられる。
市文化協会の主催。この日、県立若狭図書学習センターで始まった秋の美術展「わかさアートの祭典」には、アート久須夜、絵画サークルわかさ、日本水彩画会福井支部、若州写真倶楽部の4団体が出品。油絵や水彩画、写真など約130点を並べた。
古い町並みが残る同市の「三丁町」のたそがれ時を趣深く描いた油彩画や、柔らかなタッチで野菜を描いたはがき絵などに会員の個性があふれている。手押しポンプを撮影したフィルム写真なども目を引いている。このほか、文化会館子ども美術教室の生徒がストローや木材をスポンジの土台に装飾して仕上げ、独自の世界を表現した造形作品もある。
美術展は12日まで。午前9時~午後5時(最終日は午後4時まで)。
(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。記事に関するお問い合わせは福井新聞社へ。)