
大勢の来場者でにぎわうリニューアル10周年イベント=12日、敦賀市金ケ崎町の敦賀赤レンガ倉庫
福井県敦賀市の敦賀赤レンガ倉庫は10月12日、リニューアル10周年を記念したイベントを開いた。異国情緒漂うレトロな雰囲気の会場で、かに汁の振る舞いやステージパフォーマンスがあり、家族連れらでにぎわった。
倉庫前のオープンガーデンには飲食や雑貨販売、ものづくりワークショップのブースが並び、来場者が列をつくった。不用品を譲り合ったり交換したりする催し「クレヤルカエル」のほか、ステージ上では音楽ライブやフラダンスが繰り広げられ、盛り上がった。
国登録有形文化財の赤レンガ倉庫は1905年、米国の石油会社によって貯蔵庫として建てられた。戦後は昆布の保管倉庫として使われていたが、2015年に観光施設としてリニューアルオープン。2棟あり、北棟がジオラマ館、南棟がレストラン館となっている。市施設で丹青社(東京)が指定管理者として運営している。
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