第6回美浜美術作家展(福井新聞社後援)が8月14日、福井県美浜センターなびあすで始まった。絵画や陶芸、彫刻など美浜町在住、出身作家の感性豊かな作品約50点が並んでいる。24日まで。

 美浜美術作家会が主催。30~80代の会員10人が出品した。

 野瀬さんは「鳶(とび)」の文字を崩して、とび職の体の動きを抽象的に表現した。山東さんは鉛筆を使って猫を描いた作品を出品。リアルに表現された毛並みやひげが目を引く。

 このほか、町内の海と沿岸の道路を縦約1・2メートル、横約6メートルの巨大なキャンバスいっぱいに描いた没入感のある作品や、人型の彫刻作品、青色が美しい花器なども並ぶ。連携展示として、美浜中、美方高の美術部の作品計33点も並べている。

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