
息を合わせてオールをこぐ参加者=10日、敦賀市の敦賀港川崎・松栄岸壁
港町敦賀の夏の風物詩「敦賀港カッターレース」(福井新聞社後援)が8月10日、福井県敦賀市の敦賀港川崎・松栄岸壁で行われた。職場の同僚や友人などでつくった県内外38チームが参加。息を合わせて力いっぱい端艇(カッター)をこぎ、小雨が降る中、熱い戦いを繰り広げた。
レースは敦賀海洋少年団が企画して1996年に始まり、市民有志でつくる実行委が引き継ぎ、今年で28回目を数える。
上級者向けの1部に8チーム、初出場者などの2部に24チーム、こぎ手6人のうち女性が4人以上の女性の部に6チームが参加した。敦賀港内の往復400メートルのコースで、各部の予選上位が決勝を戦った。常連チームは「1、2、そーれ」とかけ声を上げながら、力強いオールさばきを披露。会場からは「行けー、頑張れー」といった声援が送られた。
福井大大学院の研究室時代の仲間と出場した参加者は「ぶっつけ本番だったが、みんなで挑戦できて楽しかった」と笑顔だった。
レース結果は次の通り。
▽1部 (1)ハッスル・マッスル(2)漕ぎ鉄(3)around30▽2部 (1)太幸丸(2)チームTHAP(3)TEAM NAKAMURA2▽女性 (1)海洋ガールズ(2)team Second(3)しぶき組▽応援よかったで賞 敦賀海洋少年団▽パフォーマンス賞 敦賀ゾンビーズ▽特別賞 Troopers
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