
敦賀市の移住定住サポートサイトの画面◀
福井県敦賀市は、市内への移住・定住に興味を持つ人向けの専用ホームページ(HP)を来春刷新する。移住者らの働き場所となる事業所の情報を充実させる方針で、掲載を希望する市内企業を8月末まで募っている。
市は移住定住サポートサイト「KURAS TSURUGA」を2018年度に開設。▽知る▽暮らす▽働く▽育てる-の四つのコンテンツに分け、子育てや住まいの支援制度、空き家情報などを掲載している。
刷新にあたっては、市内に立地する企業の従業員数や資本金といった基礎情報に加え、年齢別の平均月収や休暇制度、平均残業時間、育休取得率といったデータ、移住者に向けた社員メッセージを、各企業の希望に添って掲載する。
このほか、3大都市圏への敦賀市のアクセスもトップページで前面に打ち出し、東京と比べた暮らしやすさのデータも盛り込む。
3年間で最大50万円分のはぴコインが支給される敦賀市の移住支援制度を利用した移住者は近年、右肩上がりで増えており、24年度は26世帯42人となっている。市政策推進課は「移住を検討している方に、より多くの情報を届けたい」としている。問い合わせは同課=電話0770(22)8111。
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