若狭町はこのほど、町の木と花に「ウメ」を制定した。同町が町制20年を記念して町民から案を募集。特産のウメがともに最も票数が多く、町のシンボルとしてふさわしいとした。

 同町は2005年3月31日、旧三方町と旧上中町が合併し誕生した。旧町では三方町がウメとシイ、上中町がアジサイとアカマツをそれぞれ町の花と木に定めていたが、合併後は制定していなかった。

 今回、木と花それぞれ160票の応募があり、ウメは木が59票、花が58票の票数を得た。町民代表者らによる記念事業実行委が了承した。

 木と花の応募者の中から抽選でそれぞれ10人に特産の梅干しが贈られる。

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