
ろうそくやLEDの明かりで照らされた気比神宮境内=15日夜、敦賀市曙町
ろうそくやLEDの明かりで照らされた気比神宮境内=15日夜、敦賀市曙町
敦賀市の気比神宮境内をライトアップする催し「氣比神宮の杜~未来へのa・ka・ri」が3月15日夜、開かれた。気比神宮が「日本百名月」に認定されていることにちなんだ月の形のオブジェや、約380個のLED(発光ダイオード)キャンドルが境内を彩った。
北陸新幹線開業1周年記念イベント「つるが街波祭」の一環で敦賀商工会議所が主催した。大鳥居から参道に沿って103個のろうそくが並べられ、参拝客を境内へといざなった。
「祝 北陸新幹線敦賀開業1周年」「氣比神宮にのぼる月」などと書かれた看板の前にはLEDキャンドルが設置され、荘厳な雰囲気を醸し出していた。訪れた参拝客らはカメラに収めるなどして楽しんでいた。
気比神宮は2021年、夜景観光コンベンション・ビューローから「日本百名月」に県内で初めて選ばれた。日本百名月のホームページでは「月光により神々しく照らされる気比神宮は松尾芭蕉も眺めたであろう景色を今に伝えている」と紹介されている。
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