• グルメフェアで提供される嶺南の食材を使ったメニューの一部=14日、東京・丸の内の丸の内ハウス
  • グルメフェアのオープニングイベント
グルメフェアで提供される嶺南の食材を使ったメニューの一部=14日、東京・丸の内の丸の内ハウス

 JR東京駅前の新丸ビル内にあるレストランフロア「丸の内ハウス」で、福井県嶺南の食材を使ったメニューやドリンクを提供する「つるがとわかさとマルノウチ つながる福井グルメフェア」(福井新聞社後援)が開かれている。開幕した1月14日は会場でトークイベントがあり、嶺南から参加した関係者が「おいしい食の体験を嶺南を訪れるきっかけにしてほしい」とアピールした。2月2日まで。

 敦賀商工会議所が、嶺南各市町の商工会議所や商工会と連携して初めて開いた。フロア内のレストランやカフェ、バーなど全12店舗が、期間限定メニューを提供する。

 レストラン「MUSMUS(ムスムス)」は、焼きサバのほぐし身をふんだんに使ったわっぱご飯をランチメニューに加えた。嶺南でも大漁が続いた寒ブリを提供する店もある。複数のバーでは、昆布や福井梅の風味を生かしたカクテルを用意した。

 トークイベントで、敦賀商工会議所の奥井会頭が「敦賀駅は現在、東京発の北陸新幹線だけでなく、大阪発、名古屋発の特急の終着駅でもある。福井の“ゲートウェイ”となった地の利を生かし、嶺南全体をアピールしたい」とあいさつ。県の中村副知事やわかさ東、おおい町、高浜町の各商工会長も参加し、嶺南6市町の食や観光地を紹介した。

 2月1、2日には嶺南の特産品が当たる抽選会や若狭塗箸作りの体験会も開かれる。

(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。記事に関するお問い合わせは福井新聞社へ。)