• お土産品として商品化したクッキーを販売する敦賀高の生徒たち=19日、敦賀駅交流施設オルパーク
  • お土産品として商品化したクッキーを販売する敦賀高の生徒たち=19日、敦賀駅交流施設オルパーク
  • 敦賀高生が菓子店と共同開発した土産品のクッキー
  • お土産品として商品化したクッキーを販売する敦賀高の生徒たち=19日、敦賀駅交流施設オルパーク
お土産品として商品化したクッキーを販売する敦賀高の生徒たち=19日、敦賀駅交流施設オルパーク

 福井県敦賀高3年生が敦賀市内の菓子店と共同開発したお土産品の販売会が1月19日、敦賀駅交流施設オルパークで開かれた。生徒が考案したキャラクターの絵柄入りクッキーを観光客らに販売し、敦賀の魅力を発信した。

 商業科と情報経理科の3年生13人は課題研究の授業で、同校購買でパンを販売する菓子店「アイドルつるかめ」(金山)に協力を依頼し、スイーツ作りに取り組んできた。昨年10月に市内で開かれたイベント「つるが旨(うま)いもんナンでもマルシェ」でパンやシフォンケーキを販売した。

 開発したスイーツのうち、クッキーを土産品として商品化。クッキーの表面には、気比の松原やソースカツ丼、昆布などをモチーフにした5種類のキャラクターの図柄が入っている。商品名は「幸せを運ぶ つるはぴクッキー」とネーミングし、明るくポップなデザインのパッケージも高校生たちが考えた。

 商業科の生徒は「原価の計算やパッケージ、宣伝方法など多くの学びがあった。たくさんの人に手に取ってほしい」と期待を込め、情報経理科の生徒は「敦賀を代表するお土産として幸せを届けられれば」と話していた。

 クッキーは今後、アイドルつるかめの店舗やオルパークで定番商品として販売する。10個入り1400円。

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