大相撲春巡業の敦賀場所が来年4月8日、福井県敦賀市総合運動公園体育館で開かれることが決まった。敦賀での大相撲巡業は、敦賀港開港100周年を記念して1999年4月に開催されて以来、26年ぶり。
日本相撲協会巡業部の枝川親方(元幕内蒼樹山)と、敦賀場所実行委員会の委員長を務めるランドマークエンターテイメント(名古屋市)の池内悠介社長が12月11日、米澤光治市長を表敬訪問した。枝川親方は、石川県出身の大関大の里の活躍などに触れ「最近は本場所も大勢のお客さんに入っていただいており、ぜひ敦賀市民の皆さんにも楽しんでもらいたい」と来場を呼びかけた。
開場は午前9時。午前は公開稽古に続き、幕下以下の取組や、相撲の禁じ手をおもしろおかしく紹介する「初っ切り」、力士が独特の囃子(はやし)歌を披露する「相撲甚句」など。
午後は幕内、横綱の土俵入りに続き、幕内の取組が行われ、打ち出しは午後3時の予定。
入場料はタマリS席が1人1万6千円、タマリA席が1人1万4500円、アリーナいすS席が1人1万1千円など。詳細は大相撲敦賀場所の公式サイトで。問い合わせは事務局=電話0570(05)3366。
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