日本や福井の農業を考えるシンポジウム「農業政策研修会2024in Mihama」(福井新聞社後援)は12月21日、美浜町保健福祉センターはあとぴあで開かれる。農業ジャーナリスト土門剛さんが「令和の米騒動」に関し講演するほか、稲田朋美、辻英之両衆院議員のパネル討論があり、持続可能な地域農業や農業経営を探る。
町内の専業農家らでつくる町農業担い手協議会の主催。幅広い視点から農業政策の方向性を学び、今後の農業のあり方を考えようと開く。県内の農業関係者らの参加を募っている。
2部構成で1部は、土門さんが「令和の米騒動の実態と今後の予測~大胆予想!大波乱の7年産米価格は~」の演題で話をする。土門さんは農業問題について規制緩和や国際化などの視点から書籍を多く執筆しており、米不足についても月刊誌に寄稿している。
2部は「持続可能な農業経営の実現と農業の構造的課題の打破に向けた施策」のテーマで稲田、辻両衆院議員が農業政策討論をする。コーディネーターは地域農政学が専門で、県立大生物資源学部教授の森川峰幸さん。
午後0時50分~同4時半。参加料は1人千円。定員500人。17日までに申し込みが必要。専用フォーム=QRコード=か電話(0120)107797(受付時間午前10時~午後3時)などで申し込む。
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