北陸3県の並行在来線各社と「駅メモ!」のコラボキャンペーンのイメージ画像(モバイルファクトリー提供)

 福井県やハピラインふくいをはじめとする北陸の並行在来線3社などは、スマートフォン向けゲーム「駅メモ!」シリーズとコラボレーションし、北陸3県周遊のデジタルスタンプラリーを行っている。3県の駅や観光地を訪れると獲得できるポイントに応じて、特産品などがもらえる。来年2月28日まで。

 「駅メモ!」は全国の駅を巡る位置情報連動型ゲームで、モバイルファクトリー(本社東京)が提供。県は2021年に同社と連携協定を結び、これまでにもゲームを活用した観光情報発信などを行ってきた。

 デジタルスタンプラリーの県内対象駅は、ハピラインふくいの福井、芦原温泉、鯖江、武生、敦賀など8駅。対象スポット・観光地は金津創作の森美術館(あわら市)や丸岡城(坂井市)、養浩館庭園(福井市)、敦賀赤レンガ倉庫(敦賀市)など7カ所。

 各箇所を訪れてゲーム上で位置登録をすると、ポイントを獲得できる。一定ポイントに達すると、抽選で芦原温泉宿泊券(10人)、福井の特産品カタログギフト(30人)など北陸3県の景品が当たる。

 ゲーム内には、並行在来線3社の公認キャラクターも登場する。ハピラインふくいは女性キャラの「王子保こはな」で、一定ポイントを獲得すると、キャラなどをデザインした限定ポストカードがもらえる。3社ではクリアファイルなどのグッズも販売している。

 県の担当者は「デジタルスタンプラリーを通じ、県内はもちろん、鉄道で石川、富山の旅も楽しんでほしい」と話している。

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