女性に対する暴力根絶を願いつるされたパープルの流れ星=22日、敦賀市の敦賀駅交流施設オルパーク

 「女性に対する暴力をなくす運動」期間(11月12~25日)に合わせ、暴力根絶のシンボルカラー紫色の紙で作った「パープルの流れ星」が敦賀駅交流施設オルパークの天井に飾られている。市内の小中学生によるDV根絶を願うメッセージが書かれている。11月29日まで。

 市が啓発イベントとして企画。小中学校のほか、つるが男女共同参画ネットワークに協力を依頼した。

 パープルの流れ星は何枚もの星形の紙に糸を通して作った。紙には「みんなが幸せに暮らせますように」「暴力や暴言がなくなりますように」などと子供たちが願いを書いた。一階にはDV防止のパネルを設置した。

 市南公民館では29日まで暴力根絶のシンボルマーク、パープルリボンの立体イルミネーションを点灯しているほか、市役所や同市本町1丁目の敦賀信用金庫本店でも啓発パネルやポスターの展示をしている。

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