福井県敦賀市の名物グルメやお土産を題材にしたカプセル玩具をガチャガチャで販売する「敦ガチャ」第4弾となる新バージョンが気比神宮前の神楽町商店街に設置された。商店街で行われているキッチンカーの出店イベント「かぐランチ」の商品など10種類を模したストラップ付き玩具が手に入る。
敦ガチャは、新たな敦賀土産の開発を目指し、2017年に敦賀青年会議所と市が行ったアイデアの公募でグランプリに選ばれた企画。白銀町の就労支援事業所「ふらっぷ」がカプセル玩具の制作を担当し、敦賀駅交流施設オルパークや温泉施設「リラ・ポート」、日本海さかな街にガチャガチャが置かれている。
第4弾となる「かぐランチ版」は、キッチンカーで販売されている「あんバターベーグル」や「恐竜ギャオ~焼き」のほか、神楽町1丁目商店街の店舗が販売する「皮ようかん」や「お濃茶サンデー」が題材。紙粘土や樹脂粘土で成形し、絵の具で色を塗って細部まで精巧に表現している。
ガチャガチャは商店街にある駄菓子屋「のんのん」に置かれている。500円払うともらえる専用コインで利用できる。店主の大石さんは「気比神宮の参道としてにぎわいづくりを目指す『かぐランチ』や商店街店舗のPRにもなれば」と話していた。
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