第64回敦賀市民文化祭が10月27日、開幕した。初日は市民文化センターで大正琴や日本舞踊などのステージ発表が行われた。11月10日まで。

 市文化協会が毎年開いている。「芸能の祭典」と銘打ったステージ発表は8団体が出演した。

 琴名流大正琴すみれ教室は「見上げてごらん夜の星を」などを披露。軽やかで美しい音色を響かせた。日本舞踊の花柳流さくら会は扇子や蛇の目傘を持ってあでやかに踊り、観客を魅了した。

 芸能の祭典は11月2、3日にもそれぞれ市プラザ萬象、市民文化センターであり、和太鼓やギター、バレエなどの団体が出演する。日本画や造形、書道、写真などの展示は同7~10日に市プラザ萬象で行われるほか、文化祭期間中は生け花展や茶会も予定している。問い合わせは市文化協会事務局=電話0770(21)2229。

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