福井県若狭町は8月から、町制20周年を記念した催しを続々と開く。SDGs(持続可能な開発目標)の啓発・推進や歴史文化、音楽、農林水産業などに関する多彩な企画を予定している。
同町は旧三方町と旧上中町が合併し、2005年3月31日に誕生。本年度末で20周年を迎える。
8月1日~12月25日は三方五湖スマートインターチェンジ(IC)利用キャンペーンが行われる。中日本高速道路の同キャンペーン対象のドライブプランに申し込み、同ICを利用すると抽選で町特産品が贈呈される。
9月4日~11月4日は町若狭三方縄文博物館で「西塚古墳特別展」を開催。発掘調査で出土した埴輪(はにわ)などのほか、宮内庁所蔵の副葬品も特別に展示する。
町パレア若狭では、9月15日にタレントはいだしょうこさんらによるファミリーコンサート、10月27日には歌手夏川りみさんの公演が開かれる。同19、20日には「農林水産フェスティバル」も予定している。
同13~20日は「わかさSDGsウィーク」とし、SDGsに関する展示や講演会、町SDGsアンバサダーの平原依文さん(30)が講師を務める中学校での探究学習などが展開される。
他にも、海岸一斉清掃や歴史文化遺産フォーラムなどが繰り広げられる。11月2日にはパレアで記念式典を開く。詳細は町ホームページ。問い合わせは町総務課内の町制20周年記念事業実行委=電話0770(45)9109。
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