遠敷まちづくり協議会が製作したロゴマーク

 福井県小浜市遠敷地区の住民でつくる遠敷まちづくり協議会はこのほど、地区オリジナルのロゴマークを製作した。地元の寺社や伝統行事などをデザインに落とし込み、地区の魅力が一目で分かる。

 ロゴマークは、同地区の魅力を伝えようと昨年8月に企画。市内のデザイン会社に依頼し、今年の2月に完成した。

 若狭彦・姫神社や国分寺などの寺社や若狭に春を告げる「お水送り」、鯖街道など歴史深く神聖な土地をイメージし、キャッチコピーを「神ってる 遠敷」と設定。両神社の鳥居やそれぞれに祭られる山幸彦、豊玉姫のほか、お水送りの舞台となる鵜(う)の瀬や遠敷川、国分寺の仏像、鯖街道にちなんだサバや行商人などをバランス良くまとめた。メインカラーを金色にすることで神々しさを表現している。

 マークはイベントで着用するTシャツやのぼり旗、名刺などに印刷するほか、地区住民も自由に使用できる。遠敷コミュニティセンターのセンター長は「遠敷地区は寺社も多く、まさに“神ってる”土地。ロゴマークを通じて遠敷に来る人が増えれば」と話した。

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