赤く照らされた資料館「人道の港敦賀ムゼウム」=4月30日夜、敦賀市金ケ崎町

 日本赤十字社による「レッドライトアッププロジェクト」が4月30日夜、福井県敦賀市の資料館「人道の港敦賀ムゼウム」で始まった。建物を赤く照らし、人道への理解促進を図っている。5月10日まで。

 同プロジェクトは日赤が全国の企業や団体などの協力を得て毎年実施。ムゼウムでは2022年から行っている。建物正面が赤色の透明の板をかぶせたライトで照らされている。日赤県支部の担当者は「日赤初の外国人難民救済活動の地である敦賀港でのポーランド孤児救済の史実を全国に発信したい」と話した。

 ライトアップは午後7~9時で、期間中は館内で日赤の事業を紹介するパネル展が開かれている。

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