地元でとれた高級食材を使用した「若狭ぐじの炙り丼」(左)と「若狭ぐじとのどぐろの炙り丼」=12日、小浜市川崎3丁目の「濱の四季」

 福井県小浜市の第三セクターまちづくり小浜が運営するレストラン「濱の四季」(同市川崎3丁目)は、若狭ぐじやのどぐろをあぶった丼メニューの提供を4月13日から始めた。おけの容器に地元でとれた高級食材がふんだんに盛られ、豪華な一杯が楽しめる。

 「若狭ぐじの炙(あぶ)り丼」(2500円)と「若狭ぐじとのどぐろの炙り丼」(3千円)はどちらも若狭湾でとれたものを使用。両魚ともあぶることで脂が乗り、よりうま味が際立つという。淡泊な味が特徴なため、米はしょうゆベースの炊き込みご飯にした。最後は大葉やゴマなどの薬味と魚介白湯スープをかけて楽しめる。

 店長は「若狭ぐじのブランド力を生かし、観光客誘客につなげたい」と話した。

 のどぐろを使った丼メニューは、漁期の6月末までの期間限定。来春に再び販売を開始する予定。午前11時~午後3時。祝日を除く第1、3木曜は定休。

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