マーメイド(人魚)による誘客事業に取り組んでいる福井県小浜市は、人魚をモチーフにしたロゴマークを作製した。関連商品に付けるなど無料で使用してもらい知名度向上を図る。
若狭で生まれ、人魚の肉を食べ、800歳まで生きたといわれる「八百比丘尼(はっぴゃくびくに)伝説」が残る市では、マーメイドに焦点を当てた観光誘客に新たに取り組んでいる。ロゴマークは市内のデザイン会社に依頼し、昨年末からアイデアを練ってきた。
マークには下半身が青く市のメインカラーである歴史萌色(淡い黄色)の髪をしたかわいらしい人魚と八百比丘尼にゆかりのある白ツバキをあしらった。小浜とマーメイドを組み合わせた「OBAMermaid(オバマーメイド)」のスタイリッシュな題字も目を引く。用途によって使い分けられるよう、モノクロや題字なしなどのデザインもある。
市文化観光課の担当者は「気軽に使ってもらい、小浜のマーメイドのPRにつながれば」と話した。
問い合わせは同課=電話0770(64)6021。
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